前回の記事では、Flickrの設定でクリエイティブコモンズの属性を指定することで、自分の写真を他の人が使いやすくする方法について紹介しました。
そのようにして他の人に自分の写真を使ってもらった場合、著者には特に何も連絡はきません。
著者はどのようにして自分の写真を使ってもらったことを知ればいいのでしょうか。
方法としては3つあると思います。
1.FlickrのStatsで写真へのクリック元を調べる
一つめの方法として、FlickrのStats機能を使うというのがあります。
Statsは、自分の写真がどこからどれくらいクリックされたかという統計をみることができる機能です。確かProアカウントじゃないと使用できない機能だったかと思います。
・Flickr: The Help Forum: [Closed, Duplicate] 自分の Stats(統計)を見るには [in Japanese]
・Stats, stats, baby! « Flickr Blog
Flickr以外のサイトから写真へのリンクがふまれた場合は、
下記のようにどこから来たかという統計をみることができます。
ただし、この機能で確認する方法の弱い点として下記が挙げられます。
・写真の掲載元にフリッカーページへのリンクがなければいけない
・Unknown Sourceが多い(どこからきたかわからない場合はこれに分類。うまく解析がおこなえていない?)
・ProアカウントでなければStats機能は使えない
2.検索エンジンから自分のユーザ名を検索する
2番目は検索エンジンから、自分のフリッカーアカウントのユーザ名を検索する方法です。
クリエイティブコモンズのアトリビュート属性を設定すると、
著者の写真を使用する際に著者名(Flickrのユーザ名)を併記しないといけないので、
この方法が使用できます。
この方法の弱い点は下記。
・写真のタイトルは併記しなくてもよいので、特定の写真が使われたかどうか確認したいというときには不便
・他のWebサービスでもFlickrと同じユーザ名を使用していた場合、検索結果にそれらも出てくる
・FlickrAPIを使用したサービスが多くヒットし、それ以外の掲載元が検索結果に紛れてしまうため、探しにくい。
3.Google類似画像検索を使用する
3番目はこちら。Google類似画像検索を利用します。
Google画像検索では類似画像検索が使用できます。
下記リンクから検索バー右にあるカメラアイコンをクリックし、Flickrの写真URLを入力して検索します。
・Google 画像検索
下記のような結果が出てくると思います。
この方法も、特定の写真が掲載されているか確認したいというときには便利なのですが、
多くの写真について掲載されているか確認する際には、
いちいち検索バーに写真URLを打ち込む必要があり、不便です。
そこで、3つ目の方法を補助するものとして、
下記のようなツールを作ったので、もしよかったら使ってみてください。
・Flickr Photo Search
(http://umezy12.net/FriPhoto/)
■使い方
1. Flickrユーザ名をusernameフォームに入力し、「送信」ボタンを押します。
2. Flckrの写真が一覧で出てきます。類似画像検索をおこないたい写真を選択します。
3. 類似画像検索の結果に飛びます。
4. 別の写真について検索したいときは、少し間隔をあけて、別の写真を選択します。
■ご注意
・短い時間に連続して類似画像検索をおこなうことは避けていただければと思います。
Google類似画像検索のご迷惑となってしまいます。
短い時間に連続して検索を行った場合、
下記のようにロボットか人間を判断する画面が表示されます。
以上が自分が認識している、掲載先の確認方法となります。
どの方法でもできないこととして、「Web上に情報が載っていない場合」というのがありますね。。
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